特別なカメラ
こんばんはコージです。
ちょっとなんとなくブログを書きたくなったので急遽書こうと決めました。
今日は姉貴の引越しの手伝いをしていて旧住居の掃除を手伝っていました。
家族がいたので軽く談笑したりご飯食べにいったりなかなか忙しい日でしたがとても心は休まる日でした。
掃除中に姉貴のもっていた小物入れから何枚かの写真が出てきました。
なんの写真かと思うと昔の写真です。
僕ら家族の写真です。亡くなったひいばあちゃんやじいちゃんばあちゃん、母さんの若い頃の写真や小さかった僕達の写真。。
過去の写真が出てきました。
ふとなんとなく眺めていたのですが写真やっているというのもあるのかはわかりませんがとてつもなくジーン…としてしまい少しセンチメンタルになりました笑
なにが言いたいかというと写真って時間が経てば経つほど価値が出てくるものだと、自分たちの宝になるのだと、そういうことです。
これは僕の家族だから僕らでしか感動は分かち合えないと思いますが、皆さんの古いアルバムから何枚か写真を見ればこの気持ちって分かると思うんです。
もう二度と戻ってこないあの時、でも見返せばその写真の中にはあの時間が止まったまま記憶として残っている。
これってすごいことだと思うんですよね。
亡くなった親族が写っているならなおさらです。
フォトコンに選ばれるような写真とは違った本当に特別な思い出がその写真のなかに詰まっていて何十年経っても残していけるってやっぱり最高だと思うんです。(もちろんフォトコンの写真も感動できるのですが…笑)
なんだかそう考えると自分の今まで撮ってきた写真にもものすごい特別感があるような気がしてもっと今以上に今を楽しもうって思うんです。
最終的になりたいのは写真家ではありますが僕は写真を撮るという感覚よりそこにあった今を切り取りたいなって思いながら写真を撮っています。
作品となるといろんな構図を選び、レタッチも時には必要になるかもしれません。
いろいろ難しいですほんとに。。。今自分でも何書いてるかわからないくらいに。。。
ちょっと話がずれてきましたがタイトルのことを綴ります。
特別なカメラというのはなんなのかということなのですが、先ほどの家族の写真を今まで撮ってきたカメラが今僕の手元にあるということです。
これです。
なんだかとても時代を感じるデザインですよね笑
デジタルではありますがもちろんフィルム。
1987年に発売されたカメラです。
なぜ手に入ったかというと、フィルムカメラを手にしてハマり始めた時に家族に実家に眠ってるカメラはない??と聞き、出てきたのがこのカメラでした。
おそらく何十年も放置されていたのか薄汚れていてこれ使えんのかなー…なんて思いましたが電池を入れるとあら不思議、ガンガン動きます。
昔ながらのジー!!と鳴るモーター音を鳴らしながらズームする様はある意味クラシックカメラですね笑
正直動くと思ってなかったので本当に感動しました。
ですがその他の機能はどうやら退化(?)してしまったのかセルフタイマーや多重露出、日付機能は動かなくなってました。
ただフラッシュは動くのでこれは写ルンですの最上機種や!ってことにして使っています。
レンジファインダーだしね。
まあそんなこんなでいざ実戦!ってことで何回か撮りに行ってるのですが、調べたところシャッタースピードの範囲が1/4〜1/250秒までしかないみたいで明るすぎたり暗すぎたりするとシャッターが動かないというかなりツンデレ機能がついたカメラだったことが判明しました笑
あ、今だ!と思ってシャッター切るのはだめですね。逃しまくります。(一回怒って地面にポイっとしたことがあります…笑)
最初はぶっ壊れてるのかなこれと思ってるのですがやはり場所を変えて撮ってみると範囲内になるとシャッターが切れるのでおそらくそういう仕組みなのかなと思います。
ネットで調べてもものすごいマイナーなカメラみたいで全然出てこないし…仕方ないね…笑
まあそういったツンデレ機能付ですが写りは恐ろしいです。
え、どうですかこれ?
すごくないですか??青の色ノリがほんとに俺好みでオリンパスブルーは昔からあったんだ!!なんて言わせるこの写り。。。
いやほんとに感動しました。好きです。
何が感動したって今まで僕の家族を撮ってきたカメラが今でもこんなに素晴らしい写りをしてくれるんだなってことに感動してます。
本当にツンデレですよね笑
いざ切ったらこんな写りしてくれるんだもん参っちまうよ俺も……泣
まあたまたまその時の景色が綺麗だったのもありますがね。
何十年の時を経て復活!!!って感じです。
マイナーなカメラなのに…やるね!オリンパス!
レンズが素晴らしいんでしょうねきっと。
一回は投げやりな気持ちになったりしましたがなんだろうな、僕とこいつは家族なのかな、、なんて思います笑
俺が生まれた前から俺の家にあったしね、、反抗期……笑
まるで親みたいな存在なのかもしれません。
とまあこういうストーリーなのですがどうでしょう??
おそらくどのご家庭にもカメラは一台はあるんじゃないかなって思います。
どんなカメラでもいいんです。それがたとえ自分の家族の歴史を残してきたカメラなら。
自分の知らない歴史をこのカメラは知っている、そしてそのカメラを今俺は手にして写真を撮っている。
こんな形の親子のつながりってのも僕はすごいいいなぁ…なんて思うんですよね。
一度使われなくなったカメラもまた使ってあげれば息を吹き返してくれる。
言葉にするのは難しいですがこれも写真で培った人との繋がりなのかもしれませんね。
もし、みなさんでカメラを持っていたりする方。
ご家族に聞いてみて下さい、「実家で使ってたカメラってある?」って。
過去からタイムスリップして自分の手に渡ったカメラ。
きっとあなたにとって特別な一枚を切り取ってくれるかもしれませんよ??
とまあそんなこんなでこのカメラはずっと愛でていくことにしました笑
なんだか急に書きたくなったんですよね。
今のこの気持ちでこのことを書いた方がサラサラ書けるんじゃないかって笑
長く拙い文ですがありがとうございました!
それでは。。。